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第7代福重商工振興会・会長 富永 政巳
福重商工振興会会長挨拶
第7代福重商工振興会・会長 富永 政巳


 福重商工振興会は、長崎県大村市福重地区の商工農業者37者で構成されている会で、今年創立31年目を迎えております。 大村市は、長崎県の中心部に位置し、気候が温暖で世界初の本格的海上空港である長崎空港がある市です。

 また、1582年に天正遣欧少年使節として、九州の他のキリシタン大名と共に、四人の少年をローマへ派遣した わが国最初のキリシタン大名大村純忠を生んだ土地でもあります。その中で福重地区は、大村市の北部に位置し、平野部では、野菜、米作、山手部では、みかん、梨、ブドウなどの果物栽培があり、農業が盛んな地域です。

 さて、私達商工業者を取巻く環境は、昨年の世界的経済危機以来、より一層厳しくなってきました。 しかし、この流れは、20年位前から続いてきた事だと思います。 米ソの東西冷戦の終結後、二大超大国の対立の中にガッチリと組み込まれていた世界の情勢が流動化し、規制緩和政策等も加わり、今まで不変と思われていた事が、どんどん変わってきました。

 20年位前には、規制緩和により大型店が出来ると聞いて、安く品物が手には入るという事で私達は喜びましたが、そのために小さな小売店は、廃業に追い込まれました。また、私達が作り、販売する品物まで、値段が下がり苦しい経営を強いられています。 また、これから購買力が減少する人口減少時代を迎え、地方の自営業者は、どうしたら生き残っていけるのか、これからの経営方法を見出せずに、苦慮しています。

 しかし、私達商工業者は地域社会を支える構成員の一人として重要な部分を占めていると思います。 祭りやPTA活動等の地域活動、また伝統芸能等の文化活動の担手としての活動が期待されていると思います。 私たち商工業者が元気にならなければ、地域の活性化はできないと思います。 私たちが開催している今年で26回目を迎えた『ふくしげ夏祭り』は、子供たちに夏の思い出を提供し、郷土を愛する心を育て、地域の人たちの交流の場を提供する等を目的として開催しています。

 祭りを通して福重地区の活性化の一助になることができればと思います。 また、私たちの会が、商、工、農の異業種の会員の集まりですので、会活動を通じての会員同士の交流、あるいは『勉強会』によって、自分とは違う、様々な人の意見、考え方を知り、会員の自分自身の会社のすすむ方向を見出すことができればと思います。 非常に厳しい時代ではありますが、『最大のピンチは、最高のチャンスである』という言葉があります。

 今のような混迷の時代には、力のある人は逆に伸びる事ができると思いますので、元気を出して頑張っていきたいと思います。

(掲載日:2009年9月24日)

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第6代会長 田中  博
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第7代会長 富永 政巳
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第8代会長 宮崎 和之
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第9代会長 中田 一久
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福重商工振興会