2 年振りの大阪
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本日出張で大阪に行ってきました。
お昼からの講習会なのに、長崎は便が悪い...
遅い便といっても 10:30 に到着...
持って行った資料に目を通して時間を潰しました。
大阪に着いた時には複雑な思いがありました。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、 二年前はドッジボールの全国大会で大阪の地を踏みました。
当時ももう少しで全国 3 位以上が決まりかけていたのに、 審判のちょっとした行き違いで、ベスト 8 になってしまい、スッキリしなかった思いがありました。
それでも、九州大会優勝で、長崎からの春の全国大会は久しぶりだったので上出来だったと思います。
でも昨年末、思いもかけず所属チームを追い出されてしまいました。
流れで次男も退部する事を選びました。
次男とそして今の 6 年生達と最後迄やり遂げたかった気持ちは今でも残っています。
4 年生、5 年生とかなり厳しい環境で選手たちにはドッジボールをやらせていました。
それは 2013 年に夏の全国大会で上位に入れるポテンシャルを選手たちが持っていたからです。
全国で上位を掴むには相当厳しい環境で練習に耐え、断固たる決意で臨まないととても無理だと分かっていたからです。
試合で勝てない中での練習の厳しさに、選手たちは面白くなかったと思います。きつかったと思います。
それは 2010 年にも同じ様な状況になりました。その時の 6 年生は 4 年生の時から「常勝」を背負っていたからです。
「全国優勝チーム」のプレッシャーを。それは選手たちを取り巻く環境も同じでした。
だから裏では色々意見があった様ですが、表立って批難された事はありませんでした。
九州大会前に選手に奮起して欲しいと思って放った言葉が、選手を傷つけ、そのせいで選手が「辞める」と言いました。
でも、当方の思いをその選手とその親に話しました。
「長男と同じ年のお前たちは、おっちゃんからしたら本当に長男と同じくらい可愛い。だから大事な時に勝って欲しいし、 勝った時のお前たちの笑顔を見たいんだ。だからお前たちに嫌われたとしても厳しい練習をしたし、これ迄の試合で厳しい 発言や態度を取ってきたんだ...」
そうした中で迎えた九州大会。見事優勝し全国大会を決めました。
そして、今の 6 年生。次男と同じ 6 年生。可愛くない訳がありません。
この選手はこのように育てて、この選手は 6 年生迄にこれが出来るようにして..
あのチームにはこの作戦で闘っていけば必ず勝てるようになる。今は体格差が出ているだけだ...
と全国に向けてのいろいろな構想がありました。そうして少しずつ結果が見えだした矢先に追い出されてしまい、絶望感だけが襲いました。つい最近迄悔しくて堪りませんでした。
でも今日大阪の地に立って、なんだか気持ちが落ち着きました。
今のチームを取り巻く環境は「勝ちに拘る」よりも「勝っても負けても楽しくやる」ドッジを選んだので
それでもし「全国」とか言うのなら、「何を寝ぼけた事をいってるんだ」とはっきり言いますが、 選手たちはそもそも昨年度の九州大会も本気で狙っていたでしょうし、きっと今年の夏も本気で狙いに行くでしょう。
全国に行くポテンシャルは本当にあるんです。
残念ながら今年の他チームや追い出されたチームの実力を自分の目で見ていないので何とも言えませんが、
自分がチームを離れて取り巻きが見ている中で、選手個人の力量に任せたチーム、要はあれから何も成長させきれていないなら夏は真津山に勝てないでしょう。決勝は真津山 vs 福田?
かつては当方が追い出されたチームは県外遠征を沢山行っていました。県内からはそれを良く思わないチームも沢山居ました。
でも今は県外遠征が当たり前になってきています。
また真津山は選手層も厚く、昨年の夏の全国出場、そして九州大会 4 位の経験が今年も活かされるでしょう。
昨年もそうでしたが今年も県外遠征が多い様な話を聞いています。
きっと練習も当方が追い出されたチームがかつてやっていた以上の厳しい内容で行っている事でしょう。
個人のポテンシャルだけでは昨年の様なチーム力は作れません。そして何よりそれをまとめあげる監督さんが流石です。
今年は選手のポテンシャルで言えば、おそらく当方が追い出されたチームの選手が上かな?と思っていますが、 もし当方が追い出されたチームが夏に全国に行けなかったとしたら、間違いなくそれは選手の力不足ではありません。
取り巻く環境の差です。選手には当方が一緒に行けなかった思いを託したいと思います。
ただ、もっと磨けた才能を最後迄磨き通せなかった事だけが、少し心残りです。
でも、君たちの力は何よりおっちゃんが知っています。今迄おっちゃんに怒鳴られ悔しい思いに耐えられるだけの力を持っています。
ど根性を持っています。夏に向けてあと1カ月半、最低限でも持っている力の 7 割を、どんなに緊張しても出せるように自分を鍛えて下さい。
本当に全国に行きたいなら、取り巻く「環境の中途半端で甘ったれた言葉」に耳を貸さず、頑張って下さい。
これまで何の為に練習を続けてきたか...
君たちは仲良しドッジを選んでなんかいない、とりまきが勝手に決めたことだ、だから最後迄闘うんだという気持ちを持ち続けてくれている事を信じて、最後の夏に悔し涙でなく嬉し涙を流す事を祈っています。
技術的、戦術的に進歩が望めない今、頼れるのは過去の財産だけです。今迄厳しい練習に耐えてきた自分を信じて、そして今こそ 2010 年度の九州大会のビデオをとことん見直して下さい。少しでも勝てる可能性を自分たちで見つけて下さい。
全国の切符を君たちの手で勝ち取る事を祈っています。
お昼からの講習会なのに、長崎は便が悪い...
遅い便といっても 10:30 に到着...
持って行った資料に目を通して時間を潰しました。
大阪に着いた時には複雑な思いがありました。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、 二年前はドッジボールの全国大会で大阪の地を踏みました。
当時ももう少しで全国 3 位以上が決まりかけていたのに、 審判のちょっとした行き違いで、ベスト 8 になってしまい、スッキリしなかった思いがありました。
それでも、九州大会優勝で、長崎からの春の全国大会は久しぶりだったので上出来だったと思います。
でも昨年末、思いもかけず所属チームを追い出されてしまいました。
流れで次男も退部する事を選びました。
次男とそして今の 6 年生達と最後迄やり遂げたかった気持ちは今でも残っています。
4 年生、5 年生とかなり厳しい環境で選手たちにはドッジボールをやらせていました。
それは 2013 年に夏の全国大会で上位に入れるポテンシャルを選手たちが持っていたからです。
全国で上位を掴むには相当厳しい環境で練習に耐え、断固たる決意で臨まないととても無理だと分かっていたからです。
試合で勝てない中での練習の厳しさに、選手たちは面白くなかったと思います。きつかったと思います。
それは 2010 年にも同じ様な状況になりました。その時の 6 年生は 4 年生の時から「常勝」を背負っていたからです。
「全国優勝チーム」のプレッシャーを。それは選手たちを取り巻く環境も同じでした。
だから裏では色々意見があった様ですが、表立って批難された事はありませんでした。
九州大会前に選手に奮起して欲しいと思って放った言葉が、選手を傷つけ、そのせいで選手が「辞める」と言いました。
でも、当方の思いをその選手とその親に話しました。
「長男と同じ年のお前たちは、おっちゃんからしたら本当に長男と同じくらい可愛い。だから大事な時に勝って欲しいし、 勝った時のお前たちの笑顔を見たいんだ。だからお前たちに嫌われたとしても厳しい練習をしたし、これ迄の試合で厳しい 発言や態度を取ってきたんだ...」
そうした中で迎えた九州大会。見事優勝し全国大会を決めました。
そして、今の 6 年生。次男と同じ 6 年生。可愛くない訳がありません。
この選手はこのように育てて、この選手は 6 年生迄にこれが出来るようにして..
あのチームにはこの作戦で闘っていけば必ず勝てるようになる。今は体格差が出ているだけだ...
と全国に向けてのいろいろな構想がありました。そうして少しずつ結果が見えだした矢先に追い出されてしまい、絶望感だけが襲いました。つい最近迄悔しくて堪りませんでした。
でも今日大阪の地に立って、なんだか気持ちが落ち着きました。
今のチームを取り巻く環境は「勝ちに拘る」よりも「勝っても負けても楽しくやる」ドッジを選んだので
それでもし「全国」とか言うのなら、「何を寝ぼけた事をいってるんだ」とはっきり言いますが、 選手たちはそもそも昨年度の九州大会も本気で狙っていたでしょうし、きっと今年の夏も本気で狙いに行くでしょう。
全国に行くポテンシャルは本当にあるんです。
残念ながら今年の他チームや追い出されたチームの実力を自分の目で見ていないので何とも言えませんが、
自分がチームを離れて取り巻きが見ている中で、選手個人の力量に任せたチーム、要はあれから何も成長させきれていないなら夏は真津山に勝てないでしょう。決勝は真津山 vs 福田?
かつては当方が追い出されたチームは県外遠征を沢山行っていました。県内からはそれを良く思わないチームも沢山居ました。
でも今は県外遠征が当たり前になってきています。
また真津山は選手層も厚く、昨年の夏の全国出場、そして九州大会 4 位の経験が今年も活かされるでしょう。
昨年もそうでしたが今年も県外遠征が多い様な話を聞いています。
きっと練習も当方が追い出されたチームがかつてやっていた以上の厳しい内容で行っている事でしょう。
個人のポテンシャルだけでは昨年の様なチーム力は作れません。そして何よりそれをまとめあげる監督さんが流石です。
今年は選手のポテンシャルで言えば、おそらく当方が追い出されたチームの選手が上かな?と思っていますが、 もし当方が追い出されたチームが夏に全国に行けなかったとしたら、間違いなくそれは選手の力不足ではありません。
取り巻く環境の差です。選手には当方が一緒に行けなかった思いを託したいと思います。
ただ、もっと磨けた才能を最後迄磨き通せなかった事だけが、少し心残りです。
でも、君たちの力は何よりおっちゃんが知っています。今迄おっちゃんに怒鳴られ悔しい思いに耐えられるだけの力を持っています。
ど根性を持っています。夏に向けてあと1カ月半、最低限でも持っている力の 7 割を、どんなに緊張しても出せるように自分を鍛えて下さい。
本当に全国に行きたいなら、取り巻く「環境の中途半端で甘ったれた言葉」に耳を貸さず、頑張って下さい。
これまで何の為に練習を続けてきたか...
君たちは仲良しドッジを選んでなんかいない、とりまきが勝手に決めたことだ、だから最後迄闘うんだという気持ちを持ち続けてくれている事を信じて、最後の夏に悔し涙でなく嬉し涙を流す事を祈っています。
技術的、戦術的に進歩が望めない今、頼れるのは過去の財産だけです。今迄厳しい練習に耐えてきた自分を信じて、そして今こそ 2010 年度の九州大会のビデオをとことん見直して下さい。少しでも勝てる可能性を自分たちで見つけて下さい。
全国の切符を君たちの手で勝ち取る事を祈っています。